オーバーウォッチ(OW)のシーズン1「征服の道」が開幕し、史上初の新ヒーロー5体同時実装という衝撃的なアップデートが話題を呼んでいる。その中でサポートロールに追加された「ミズキ」は、独特のバックストーリーと攻防一体のキットで注目を集めている。
ミズキは伝統的なヒーラーとは一線を画す「サバイバー」サポート。持続回復よりも機動力とテンポコントロールを重視したデザインで、積極的に戦場を動き回るプレイヤーに最適だ。この記事ではミズキのストーリーから能力の詳細、数値、立ち回りTips、現在のメタ評価までを深掘りする。ミズキをマスターしたいプレイヤー必見の内容だ。

ミズキのバックストーリー:呪われた運命と葛藤の青年
ミズキ(本名:カワノ・ミズキ)は22歳の日本人男性。福岡生まれで、現在はカネザカを拠点に活動している。幼少期から「呪い」とされる不運に苛まれ、祖父母の不審死や母親の事故死、父親の失踪と死という悲劇が続いた。
父親は一族の呪いを恐れ、ハシモト組から借金をしてまでお守りや祈祷に頼ったが、結局失踪。9歳のミズキは多額の借金を背負い、ハシモト組に引き取られる形で加入する。
組では名匠・山神敏郎の薫陶を受け、特別な力を持つ大鎌を授かる。大人になり、ハシモト組からカネザカのレジスタンス「ヨーカイ」への潜入任務を命じられるミズキ。現在は組の命令とヨーカイメンバーとの友情の間で揺れ動いている。
このストーリーは単なる設定ではなく、ミズキのデザインに反映されている。攻撃的なサポートスタイルは「自らの運命を切り開く」覚悟を象徴し、プレイヤーにも葛藤や選択のドラマを感じさせる深みがある。
ミズキの基本ステータスと役割
- ロール: サポート(サブロール:サバイバー)
- 総HP: 250(すべてライフ)
- 移動速度: 5.5m/s
ミズキは従来のバックライン固定型ヒーラーとは異なり、前線近くで戦うことを前提としたデザインだ。パッシブの「癒しの波動」による範囲回復を軸に、ダメージを出しながらリソースを溜めて味方を癒すスタイル。機動力が高く、ダイブやブロール構成で真価を発揮する。
アビリティ詳細解説
メイン攻撃:霊代鎌(Spirit Glaive)
回転する鎌刃を投射する中距離プロジェクタイル攻撃。貫通し、複数の敵にヒットする。
- ダメージ: 直撃30 + 継続ダメージ30
- 装弾数: 15
- リロード時間: 1.5秒
集団戦で複数の敵にプレッシャーをかけられる。ヒットアンドアウェイ向きで、継続ダメージにより低HP敵の仕上げにも有効。パッシブリソースも溜めやすい。
サブ攻撃:快気の笠(Healing Kasa)
回復効果のある笠を投げ、味方にバウンドさせて回復。最大3回跳ね返り、最後にミズキ自身に戻って回復。
- 回復量: 90(1回目)→70(2回目)→50(3回目)→30(自身)
- 射程: 25m
- 跳弾範囲: 12m
- チャージ: 2(クールダウン6秒)
密集した味方グループに投げると効率的。自動追尾で当てやすく、乱戦でのバースト回復に最適。自分も回復するため生存率が高い。
アビリティ1:形代(Katashiro Return)
紙人形を置いて前方に跳躍。再入力で人形位置にワープ戻り。発動中移動速度アップ。
- クールダウン: 12秒
- 人形持続時間: 4.5秒
- 移動速度バフ: +35%
- 無敵時間: 0.25秒(初動)
ミズキの機動力の核。逃走、フェイント、奇襲に使える。ダイブ時の位置取りや緊急離脱に必須。
アビリティ2:呪縛(Binding Chain)
鎖を放ち敵を拘束。最初に当たった敵に移動妨害効果。
- ダメージ: 50
- 拘束時間: 1.6秒(非タンク)/1.2秒(タンク)
- 射程: 20m
- クールダウン: 12秒
強力なCC(クロードコントロール)。トレーサーやゲンジなどの高機動敵を止めるのに最適。キルセットアップに貢献。
アルティメット:霊域結界(Kekkai Sanctuary)
結界を展開。外部投射物を吸収し、内部味方を毎秒50回復。
- コスト: 2900
- 持続時間: 6秒
- 範囲: 半径7m / 高さ8m
- 回復: 50/秒
投射物攻撃(アッシュのダイナマイト、ハンゾーの矢など)を完全に防ぐ強力な防御Ult。ポーク構成へのカウンターとして優秀。内部に敵が入ると無防備なので設置位置が重要。
パッシブ:癒しの波動(Remedy Aura)
付近味方を継続回復。回復量はリソース依存。
- 回復量: 味方5-20/秒、自分3.5-14/秒
- 範囲: 10m
- リソース生成: ダメージ20%、回復15%、呪縛40%など
戦闘を続けるほど回復が強力になる。ダメージと回復の両方でリソースが溜まるため、積極的に攻撃参加すべき。
パークシステムによるカスタマイズ
マイナーパーク(レベル2)
- 溢れる泉:癒しの波動リソース生成+25%
- 露魂:呪縛ヒット後自身のダメージ+30%(2秒)
メジャーパーク(レベル3)
- 快気の共鳴:快気の笠バウンド+1、回復量増加
- 変幻出没:形代発動中、波動内味方の移動速度+25%
パークはミズキの強みを強化。回復寄りか機動寄りを選べる。
ミズキのプレイスタイルと実践Tips
ミズキはバックラインに留まらず、オフアングルからプレッシャーをかけながら味方をサポートするスタイル。ダイブタンク(ウィンストン、ドミナ)や高機動DPS(トレーサー、エムレ)と相性が良い。
基本的な立ち回り
- 霊代鎌で常にダメージを出し、リソースを溜める。
- 快気の笠は密集時に投げて複数回復。
- 形代でポジションを頻繁に変え、フランカーを避ける。
- 呪縛はキルチャンスや味方救出に使う。
- Ultは敵の投射物Ult(例:ラインハルトのアースシャッター以外)を防ぐタイミングで。
Tips
- リソースは戦闘離脱で急速に減るので、常にエンゲージを意識。
- 形代のフェイントで敵を惑わせ、呪縛を当てやすくする。
- 霊域結界は味方のプッシュ時に使い、スペースを確保。
強みと弱み
強み
- 高い機動力と生存性
- 攻撃参加によるリソース生成
- 強力なCCと投射物防御Ult
- ブロール・ダイブ構成での適応力
弱み
- 持続回復が弱く、消耗戦で苦戦
- バースト回復が少ない
- 静的ポーク構成では影響力低下
- Ultが近接戦闘に弱い
現在のメタでの評価(2026年2月時点)
リリース直後ということもあり評価は分かれている。一部コミュニティでは「過小評価されている最強候補」との声も。先行体験では「ダメージが面白く、新しいOWの楽しさを感じる」と高評価。
プロシーンでは機動力重視の構成でピックが増加中。特にジェットパック・キャットとのサポートペアが注目されている。一方で「何も突出していない」「他のサポートで代替可能」との意見もあり、メタの固定化を防ぐ柔軟なヒーローとして位置づけられている。
投射物依存の旧メタに対して霊域結界が強力なカウンターになるため、今後のメタシフトを誘発する可能性が高い。
相性の良いヒーローとカウンター
相性良いヒーロー
- ドミナ(新タンク):ダイブでスペースを作りやすい
- エムレ(新DPS):機動力高く、ミズキのサポートで生存向上
- ゲンジ/トレーサー:呪縛でセットアップ
カウンターされやすいヒーロー
- ソンブラ:ハックで機動力封じ
- ウィドウメイカー:遠距離から狙われやすい
- モイラ:持続回復でミズキの弱点を突く
カウンターできるヒーロー
- ハンゾー/アッシュ:投射物Ultを防ぐ
- ファラ:結界で守りやすい
まとめ:ミズキはオーバーウォッチの新時代を象徴するヒーロー
ミズキは単なる新ヒーローではなく、積極的なサポートプレイを促進する存在だ。伝統的なヒーラーに飽きたプレイヤーにとって新鮮で、タイミングとポジショニングが勝敗を分ける奥深いキットを持つ。
リリースからまだ日が浅いが、既にコミュニティで様々なビルドやコンボが発見されている。今後のパッチで調整が入る可能性もあるが、現時点では間違いなく試す価値のあるヒーローだ。
ミズキを使って「運命を切り開く」感覚を味わってみてほしい。ランクマッチでミズキを見かけたら、それは新しいメタの兆しかも?

