2026年1月29日に発売された『CODE VEIN II』(コードヴェイン2)は、前作から約7年ぶりの正統続編として大きな注目を集めた。
バンダイナムコエンターテインメントが贈るこのドラマティック探索アクションRPGは、発売直後からプレイヤーの間で熱い議論を呼んでいる。
本記事では、コードヴェイン2の詳細な内容を解説しつつ、ゴッドイーターシリーズとの関係性を深掘りする。
最新情報に基づいた正確な分析で、両作品のファンに価値を提供する。

コードヴェインシリーズの歴史と前作の位置づけ
2019年に発売された初代『CODE VEIN』は、ソウルライク要素を基盤としたアニメ調のアクションRPGとして人気を博した。
ポストアポカリプス世界で、吸血鬼のような存在「レヴナント」が「ホラー」と呼ばれる敵と戦う設定が特徴的だった。
バディシステムによる協力戦闘、豊富なキャラクターメイキング、血コードによるビルド多様性が評価された。
開発はシフトが担い、プロデューサーは飯塚啓太氏。
全世界で200万本以上を売り上げ、続編への期待が高まっていた。
前作のストーリーは、閉鎖された領域「ヴェイン」内で記憶を失ったレヴナントたちが、真実を探るドラマティックな展開が魅力だった。
ゴッドイーターシリーズの概要
一方、『GOD EATER』(ゴッドイーター)シリーズは、2009年から続くバンダイナムコの看板タイトルだ。
アラガミと呼ばれる怪物が人類を脅かす世界で、神機と呼ばれる武器を扱う「ゴッドイーター」たちが戦う。
高速アクションとハンティング要素が強みで、『GOD EATER 3』(2018年)が最新作。
開発チームの一部がコードヴェインにも関わっており、吉村広氏のようなキーパーソンが両シリーズを立案した経歴がある。
両シリーズともポストアポカリプスを舞台に、特殊能力を持つ戦士が怪物と戦う点で共通している。
前作コードヴェインとゴッドイーターのつながり理論
初代コードヴェイン発売当時、ファンコミュニティで盛んに議論されたのが「同一世界観説」だ。
大崩壊(Great Collapse)がゴッドイーターのアラガミ禍と一致するとの指摘。
レヴナントの起源がBOR寄生体に関連する可能性。
一部の用語や設定の類似性から、パラレルワールドや同一ユニバースの支流とする考察が多かった。
公式コラボとして、コードヴェインにゴッドイーターの神機モチーフ武器が配信されたことも、つながりを連想させた。
しかし、公式からは明確な肯定・否定はなく、ファン理論の域を出なかった。
コードヴェイン2の発表と発売背景
2025年6月のSummer Game Festで発表されたコードヴェイン2は、即座に話題となった。
発表トレイラーでは「Bound By Blood, Revenants gather once more」というキャッチコピーが印象的。
発売日は2026年1月29日(PS5/Xbox Series X|S)、30日(PC Steam)。
プロデューサー飯塚啓太氏は「completely different」と述べ、新たな世界観で原点回帰を図ったと語っている。
前作のフィードバックを反映し、カスタマイズの深化、コンパニオンの強化、ボス戦の洗練を目指した。
コードヴェイン2のストーリー概要(ネタバレなし)
コードヴェイン2の舞台は、人間と吸血鬼(レヴナント)が共存する未来世界。
突如現れた「渇望の月」(Luna Rapacis)の影響で、レヴナントが自我を失った「ホラー」へと変貌し、世界崩壊の危機に陥る。
主人公は「レヴナントハンター」として、時間旅行能力を持つ少女「ルゥ」とともに、100年前の過去世界へ旅立つ。
そこで出会うのは、後世に「英雄」として語り継がれる吸血鬼たち。
彼らの運命を変えることで、現在と未来を救う壮大な物語が展開する。
マルチエンディングを採用し、選択肢が歴史改変に影響を与える点が新機軸だ。
新しいゲームプレイ要素
コードヴェイン2はソウルライクの基盤を維持しつつ、大幅進化を遂げた。
時間操作メカニクス:ルゥの能力で過去イベントを改変し、マップやストーリーが変化。
オープンワールド寄りの探索:バイクでの高速移動が可能になり、前作の線形構造から脱却。
ジェイルシステム:独自武器・装備でビルド多様性が増加。
バディ深化:AIコンパニオンをアシスト以外に「同化」して能力吸収可能。
戦闘は血を吸収してスキル発動する戦略性が強化され、ボス戦の演出がよりドラマティックになった。
親密度や習熟度上げの効率周回要素も充実。
ゴッドイーターとの関係性:コードヴェイン2では明確に分離
ここが本記事の核心だ。
前作のつながり理論に対し、コードヴェイン2は公式に「新しい世界、新しいキャスト」と位置づけられている。
開発者コメントや公式サイトにゴッドイーター関連の言及は一切なし。
ストーリーが時間旅行と英雄吸血鬼を中心に据え、アラガミや神機の要素は排除。
ファンからは「分離した理由はゴッドイーターシリーズの休止状態か?」との推測が出ている。
ゴッドイーター最新作から8年近く経過しており、コードヴェインを独立ブランド化する戦略と見られる。
結果として、コードヴェイン2は純粋な続編ではなく、リブートに近い立ち位置となった。
両シリーズのゲームプレイ比較
アクション面では共通点が多い。
ゴッドイーターの高速 devour 攻撃は、コードヴェインの血吸収ギフトに似る。
武器多様性とビルド構築の自由度が高い点も類似。
しかし、コードヴェイン2はソウルライクのスタミナ管理と回避重視。
ゴッドイーターはハンティングの協力プレイと弾幕要素が強い。
探索ではコードヴェイン2の時間改変が独自性が高く、ゴッドイーターのミッション制とは異なる。
ボスデザインは両者とも巨大で派手だが、コードヴェイン2の方がドラマ演出に特化。
発売後の評価とレビュー傾向
Metacriticスコアは約73点と平均的。
IGNレビューでは「flashes of greatness but inconsistent」と、輝きはあるが安定性に欠けると指摘。
Famitsuや国内メディアではストーリーとキャラの魅力が高評価。
時間旅行メカニクスの革新性と感情的なナラティブが称賛された一方、難易度バランスや一部ボスの理不尽さが批判された。
クリア後コンテンツの豊富さは好評で、周回プレイ意欲を刺激する。
発売から2週間経った現在、Steam同時接続数は好調を維持。
なぜ「コードヴェイン2 ゴッドイーター」が検索されるのか
このキーワードの背景には、過去のつながり理論への郷愁がある。
前作ファンにとって、ゴッドイーター要素の復活を期待する声は多かった。
しかし、分離を選択したことで、新規層の取り込みに成功した側面もある。
両シリーズの共通開発者(吉村広氏など)の影響で、根強い関連検索が生まれる。
今後、コラボDLCなどの可能性はゼロではないが、現時点では独立路線が明確だ。
シリーズの将来とファンへのメッセージ
コードヴェイン2の成功は、バンダイナムコのアニメ調アクションRPG路線を強化するだろう。
ゴッドイーターの新作が待たれる中、コードヴェインがその系譜を継ぐ形になった。
プレイヤーにとっては、時間旅行という新機軸が新鮮。
前作ファンも新しい物語として楽しめる。
取り返しのつかない要素に注意しつつ、ルゥとの絆を深めるプレイをおすすめする。
まとめ:進化と分離の意味
コードヴェイン2は、前作の遺産を活かしつつ大胆に進化した作品だ。
ゴッドイーターとの関係は過去の理論に留まり、現在は明確に独立。
それがシリーズの成熟を示している。
両シリーズのファンは、それぞれの魅力を別々に味わうのが最適だ。
総プレイ時間50時間以上を費やした筆者として、コードヴェイン2は感情を揺さぶる体験を提供してくれる。
興味がある読者は、ぜひプレイして自身の結論を出してほしい。

